ブーケだったら何となくこんな感じと事前に想像はつくものの、会場装花はたくさんの
お花をつかって広い空間をイメージする必要があるため、希望はきかれるものの、どんなオーダーで
お願いしたらいいのか、とっても悩みどころだと思います。 最終的には花嫁様のお好みのお色でコーディネートして いただくに尽きるのですが、ご参考にしていただければ幸いです。 |
<Q>ブーケのお色と色目はあわせたほうがいいの? <A> @パーティー全体のトータルコーディネートとして同じようなお色目で揃えられるのも一案です。 お色が同系色でも、利用する花材は違ってきますので、ブーケがとけ込んでしまって目立たないということは ありません。 A若しくは、会場装花を淡いお色目でコーディネートしてもらって、ブーケは同系色の濃いめの色で仕上げて 際立たせるのも宜しいかもしれません。 B上記とは全く逆の手法ですが、対比する色でまとめる手法です。 学生の頃美術の時間に色相環(そう、色がぐるりとサークル状に並んでいる図です。)を思い浮かべていただき、 その環の相対する補色関係の色どうしのコントラストで見せるコーディネートもあります。 赤と緑、オレンジと青、黄色に紫のような組み合わせです。 ただお花は絵の具の色とはちがって微妙なニュアンスの色味で構成されているので、色あわせについては 直接ご相談iいただけましたら具体的にご提案させていただきます。 Cまだまだあります。次は赤〜ピンク、とか、黄色〜オレンジいうように先ほどお話した色相環のとなりあう同士の 色でそろえる、というのも色幅が広がって楽しいカラーコーディネートです。 このぐらいの色幅があると、お花の選択の幅も広がりますし、その中でたくさん素敵なお花をピックアップできる 可能性が広がりますので、一番現実的でもあり、また、たくさんのお花を楽しめることと思います。 D色にとらわれると、せっかくの季節の素敵なお花がでていて,このお花を使ったらきっと喜んでいただけるだろう なぁと、思いながらも、花嫁様のご希望のお色でない為、大事をとってあえて外す、ということもあります。 ブーケと違って細かな花材指定が出来ない分、大人っぽい感じで、とか、ポップな感じで、とか、秋の紅葉の イメージで、真夏のリゾートの雰囲気で・・・etc.などだいたいのメインになる色味と、ざっくりしたイメージを お伝えいただくと、季節の一番いいお花をピックアップしてご提案できますので、楽しい装花が仕上がることと 思いますのでこのようなリクエストが一番お薦めです。 |
デイタイムのウェディングとナイトウェディングのお花の色について |
自然光が差し込む会場では特にその爽やかな雰囲気を大切にして、淡いお色目での装花をお薦めいたしております。 優しい光につつまれて、まさにブライダルカラーのお花は、花嫁様を引き立たせてくれることと思います。 ナイトタイムウェディングは光が白熱灯のオレンジ色の光に変ります。 白熱灯の強い光の下では淡いお色目のお花の微妙なニュアンスがぼやけてみえる傾向にあります。 デイタイムのウェディングでは、ちょっと色味がきつすぎるかなぁ、と感じるぐらいのお色、例えば、サーモンピンクよりも 濃いオレンジ、淡いピンクよりも濃い目のピンクの方が光のマジックでお花の存在感がより一層アップしますのでお薦めです。 オレンジ色はライティングのもとで、より赤みを増し、あたたかな雰囲気をだします。 会場装花から分かり易いサンプルをピックアップしてご覧いただきましょう。 下のお写真はセッティングしていたまだ太陽が出ている時間から(左)、日が沈みかけてライティングの光が強 なりかけた1時間前後(右)のイメージですが、これからパーティーは始まりますので、ライティングは強くなってきます。 微妙ですが、ライティングでより一層お花の光沢感やみずみずしさが印象的になりますね。 |
太陽の自然光の色合い → | 陽が傾き、ライティングが入ると・・・ |